安心安全なサイト運営のためのコラム


WEBサイトを運営していると、セキュリティー面でのリスクと対峙しなければならない場面に遭遇するケースがあります。例えば、イタズラの書き込みや、セキュリティーホール(脆弱性)を突いたウィルスなどによる攻撃です。攻撃する側は、さらに強力で、危険なウィルスを作り、守備する側は、さらに強力なバリケードを対策し。と、いわば「矛盾」という言葉があるように、これで万全という策は、いまだに見い出せていません。
WEBの専門家さえも悩む事象に、一般のユーザー、WEBサイトオーナー、WEBショップオーナーは、どのように対処すれば、いいのでしょうか。

まず、基本的に「人は風邪をひく」ものだ。と考えるべきです。
マスクや、手洗いを心がけても、スキあらば、ウィルスは体内に侵入します。
同様に、悪意のあるネットウィルスは、パソコンや、サーバーに侵入するものだということを冷静に覚悟することが、対策の始まりといえます。

病にかかれば、医者へ行くこと。が、当たり前のように、ウィルスにかかれば、WEBの専門家に。
というのが、とにもかくにも究極で最善の対策です。
友人に医者や弁護士、宅建士がいれば、的確なアドバイスや、対応策を得られるように、WEBの専門家と良好な関係を持つことが、安心の最善策と言えます。

対処法は、病でいうと抗体の強化と、復元です。
WEBでいうと、セキュリティホールを塞ぐことと、元の状態に早急に戻すことです。
そこで、WEBの専門家に期待することは、知識と経験と即応体制です。
医者もWEBの専門家も「人的資源」に他なりません。

さらに、風邪が治らないからと医者を責めないでください。
WEBの専門家を責めないでください。
医者にも未知のウィルスがあるように、医者も風邪をひくことがあります。
医者も完璧ではありません。
専門家が信頼できない場合は、セカンドオピニオンを検討してください。